クラリネット
whenlitesrlow.hatenablog.com 前回の記事で、(B40ライヤーにくらべて)B40は発音のしきいが掴みづらいと書いた。 この特徴をカバーするリードはバンドレン青箱やダダリオレゼルヴの青といった「青箱」たちなのではないかと思う。 これらのリードは、リード先…
久しぶりにB40とバンドレントラディショナル3番の組み合わせ。 B40ライヤーでつかんだ発音時の圧の感覚をB40でも捉えるよう心がけて、無駄な・過剰な圧力をかけないように。コンパクトに吹ければ、B40は吹いていて気持ちいいマウスピースである。 レゼルヴ(…
12月の日記に、久しぶりにToscaを吹いたら音がびりびりする、と書いた。 このときのリガチャーはバンドレンオプティマムだった。けっこうずっしりと重い金属製のリガチャーだ。 ふだん使っているのはビュッフェクランポンの純正リガチャーで、金属製だが薄く…
このブログでは、おもにクラリネットのことをつらつらと書き連ねている。 内容はもっぱら私の関心の照らすことにばかり向いていて、似たようなことを繰り返し書いている。自分で読んでも、その繰り返しぶりにあきれるほどだ。 しかも、音楽をするために楽器…
音階練習(スケール)はとても大切。 音楽は音階からできているとかよく言われるし、実際、多くの調性に従っているのだから、調を決める音階をよどみなく自由に扱えることは基礎なのだろうと思う。 あらためていろいろな音階を吹いてみると、音を並べることは…
初練習はToscaのA管、B40、バンドレンTrad 3番で。 このところ、発音に気を付けている。息の圧、下唇(下顎)の圧が強すぎると、発音が汚くなったり、発音が妨げられたりする。自分はこれをやりがちで、これをやっていると多分リードの寿命も短くなる。本来、…
久しぶりにToscaで練習してみた。マウスピースはB40、リードはTraditionalの3番。 気をつけていたにもかかわらず、ビリビリするような(ビービーともいう)すごい音が出てしまい、吹きすぎか、、、と思う。 Toscaは下手くそが吹くと下手な音が飛んでしまうとい…
楽器の情報というのは基本的にニッチなもので、オーケストラやサークルに所属したりプロにレッスンしてもらったりしないと直接知識を得るのは難しい。 しかしwebのおかげで色々な人が情報を共有してくれるようになったので、アマチュアとしてはありがたいこ…
3番のリードを使っていてやや物足りない、音が薄いなと思ったので3.5番にしてみたら、音の強さは強くなり響きも増えた気がするが音色そのものはそんなに変わっていないかもな、、、と思った 硬めのリードをしっかり鳴らすときに特有の、強めの響き感というの…
自分自身の認識のメモとして。 (1) 5RVライヤー × バンドレンTraditional とてもメジャーな組み合わせで、楽器を初めて持つ初心者にも勧められるし、一方で最前線のプロも愛用する、定番かつ奥の深い仕掛け。つややかな、フォーカスされた音をつくりやすいと…
お祝いの席などで演奏することがたまにある。 管楽器でありがちなのはジブリやディズニーの編曲もので、親しみやすくてウケも悪くない。 ただ演奏者としてはまたか…という気持ちもある。マンネリなのだ。 自分に関していえば、中学2-3年生の頃、新入生の勧誘…
前回の話のつづき。 RCとclose tip opening M15(openingが狭くlong facing)とRCの相性が良い。息がマウスピースのところで集まってから楽器に入っていくようなイメージ。 R13では、楽器自体の内径が細いため、息がマウスピースのあと、楽器のなかで集合する…
立秋以降 やっと、やっと熱と紫外線の季節が過ぎ去った!!! つらかった。リードも難しくなるし、体はおもりをつけて生きているようだったし、高温多湿で良いことは何もない。 毎年夏をやり過ごすのに必死なので、ここ数年は自己流の乗り切り方を編み出しつ…
7月の狂ったようにぎらついた太陽光線も少しはやわらかくなったように思う。 暑い盛りは体力もへばりがち、気圧や湿度や気温でリードのコンディションもやや難しくなりがちだったが、今日は落ち着いた調子だった。楽器に限らずパフォーマンスにはいろいろな…
言葉づかい 響きが多い/少ない、よく響く音/響かない音、倍音が多い/少ない……という表現をよく目にする。 まず"響き"や"倍音"が何を指している言葉なのか、はっきりしない場合が少なくないと思う。 プロの音楽家同士であればほぼ同じ理解を共有しているのか…
「大仏と鹿」という曲は中間部にクラリネットsoloがある。譜面上、ものすごく難しいわけではないのだが合奏でうまく入れない・吹けないことが本番直前まで続き、焦ったのだが、本番ではなんとか譜面どおり(?)吹けたと思う。 なぜ入れない・吹けないのかを本…
久しぶりにホールで演奏する機会がありました。 3年ぶりの吹奏楽で、ふだんひとりでせまい部屋でする練習とは音量も演奏内容も何もかも違うので大変でしたが、ホールでの演奏に耐えるリードの選び方や吹奏楽での演奏のコツなど、フィードバックもありました。…
前回の続き。 この記事気温と湿度、気圧がリードに与える影響について気温と湿度、気圧がリードに与える影響についてをみつけたので、参考にしました。 なるほど。 夏は高温多湿(梅雨はさらに低気圧) 冬は低温乾燥(関東は高気圧が多い) 湿度だけでなく気圧も…
前々回の記事とほぼ同じことですが。 (関東の)冬であり、かつ練習頻度が低いので、吹く前にかなりしっかりリードを湿らせないと、リードがポテンシャルを発揮できないということを実感しました。 もう、1分くらい口にくわえてたほうがよさそう。 なぜか、レ…
あまり練習はできていません。 12月に開けたレゼルヴクラシック3.5番と、新たに開けたV.12 31/2番を、月曜日に水につけて(2分)、1日開けて今日ひととおり吹いてみる。 レゼルヴクラシックは12月に開けた直後にも水につけているが、季節的に乾燥するからなの…
あまり練習はできていません。 12月に開けたレゼルヴクラシック3.5番と、新たに開けたV.12 31/2番を、月曜日に水につけて(2分)、1日開けて今日ひととおり吹いてみる。 レゼルヴクラシックは12月に開けた直後にも水につけているが、季節的に乾燥するからなの…
レゼルヴスタンダードを使い始めて1ヶ月強。 最初の2回ほどは開けたての不安定さを感じたが、その後は安定し、10枚中5-6枚は練習に使えている。 レゼルヴスタンダードを使い始めるとほぼ同時に、楽器の構え方を少し変えた。今までより楽器をタテにする感覚で…
今年前半は5RVライヤーに注目していたので、自然とリードは青箱31/2にきまった。 湿度の影響かマウスピースの経年劣化か、7月ごろに5RVライヤーに合うリードがめっきり少なくなってしまったので、それからはB40を使っている。リードは軽めにして、以前から使…
ルピック(56 rue lepic)というリードを私は長年苦手としていたが、今夏気づいたのは B40Lyreとよくマッチする ということ。 B40とルピックの組み合わせだと、音自体が妙に細身になる印象で、なんとなくバランスの悪さを感じていた。(M15にルピックの3.5+は悪…
5RVライヤー(1)が寿命のようだ。 気づいたら購入が7年前!なので、常識的にはとっくに寿命がきているころ。コンスタントに使っていたのはこの2年くらいで、物理的に摩耗したり傷ついたりというのはここ2年なんじゃないかなと思う。 症状としては、 リードが…
ヒールというのはリードの下端部分で、ブランクともいうようだ。 メジャーなリードだと、バンドレンの56ルピックやダダリオのレゼルヴエヴォリューションがヒール(ブランク)の厚いリードに当てはまる。 このタイプのリードのキャラクターがつかみづらく苦手…
5RVライヤーに青箱31/2という、スーパー・オーソドックスな組み合わせが安定している。特にA管RCにはこの組み合わせしかない、と思うほど。 B40にV.12 31/2も、やはり鉄板といえる組み合わせだが、自分のコントロール不足もあって少し音が開き気味・まとまり…
クラリネットの話です。 マウスピースとリードと楽器の組み合わせというのは、けっこう流行り廃りがある。また、同じ奏者でも時期によって好みや、相性の良い組み合わせが変化することがある。 2022年2月現在の、自分にとってのひとつの見解を記録しておく。…
Tosca Toscaをお借りしている。 グリーンラインの楽器ということもあり、自分のPrestige/RCのABセットとはだいぶ印象が変わる。明らかな長所は、評判どおりのダイナミクスレンジの広さと、レガートのつながりやすさだと感じた。 Prestigeに比べて、発音時の…
前回の記事の続編。 「56 rue Lepicの4番」を新しく1箱買って、M15との相性をみてみよう!と考えたものの、正直、黒箱の4番なんて、M15以外には合うマウスピースあんまりないな…(硬さ的には5RVLで使えそうだけど、例のサイト的にはAmerican cutとFrench lay…