夜ふかし録

クラリネットの条件検討

夏も盛りを過ぎて

7月の狂ったようにぎらついた太陽光線も少しはやわらかくなったように思う。

暑い盛りは体力もへばりがち、気圧や湿度や気温でリードのコンディションもやや難しくなりがちだったが、今日は落ち着いた調子だった。楽器に限らずパフォーマンスにはいろいろな条件が影響する。

 

 この頃は芯がしっかりあって、かつ響きが豊かな音を出したいなと思っている。

この条件を満たす音は十人十色で、唯一の答えがあるわけではないだろう。

なんとなく、RC系統の濃密な泡のようなやわらかいが存在感のある音と、R13系のしっかりした芯のまわりに響きが伴っている音というのが自分のなかにイメージが固まってきた。

自分はどちらかというとやわらかい方向に向かいがちだが、偏りすぎると奏法的なトラブルを招いたり自由が効かなくなったりする。

どちらにせよ、奏法的にはしっかり息をフォーカスすることが大切だと感じる。

リードも重要で、英語ではbreak-in(訓練)というようだが新品のリードを育てていくこと。これをさぼると、あとで自分が苦労する…。

近年はプロを含めいろいろな人がYouTubeなどでその方法を紹介してくれている。ダダリオのウェブサイトに紹介されている方法が代表的なものの一つだろう。

 

今日は原点回帰的に、B40とV.12 3半でランスロ33のエチュードを練習した。