夜ふかし録

クラリネットの条件検討

うまく入れなかったSoloをなんとかした話

「大仏と鹿」という曲は中間部にクラリネットsoloがある。譜面上、ものすごく難しいわけではないのだが合奏でうまく入れない・吹けないことが本番直前まで続き、焦ったのだが、本番ではなんとか譜面どおり(?)吹けたと思う。

 

なぜ入れない・吹けないのかを本番2日前くらいに考えて、以下の2つが原因だと気づいた。

(1) 練習不足

 運指に不安があった。単純に吹けていない。

(2) 入りが理解できていない

 このsoloは、ユーフォニアムおよびオーボエのsoloを受けて入る仕組みになっている。クラリネットだけで完結するのではなく、その1小節前から流れている旋律を受けて入る。このことを十分理解できていなかった。

 

譜面上は、休符を指折り数えれば入れそうなものだが、その入り方ではうまく入れなかった。結局、旋律が何をしているのか、前を受け持つパートがその役割をしっかり終えたかを理解して入らないといけない、ということなんでしょう。初心者がよくいわれるやつ。

soloの受け渡しなんて、参考演奏をちゃんと聴けばわかることだ。

スコアを見ながら参考演奏を聴きなおし、上のことを理解したら、入れるようになった。

特殊なことではなく、むしろアンサンブルの基本でもあるので、これが最初からできなかったのは、恥ずかしくもある…

ただ、そのことに自分で気づけてトラブルシュートできたので、面目は保たれたと思う(誰に対する面目なのか)。