夜ふかし録

クラリネットの条件検討

読書はスピードが肝心

文章を読むとき、しっかり内容を理解したいためにじっくり時間をかけて読むのは、あまり意味がないと思う。かといって速いほどいいということではなく、テンポよく読むこと、おおむね一定の速さで読み続けることが、いわばコツなのかもしれません。

気合を入れて、一字一句漏らさず読むぞ!という気持ちで精密にゆっくり読もうとすると、そもそも読み通せない。それでも目的を果たせれば問題ないけど、往々にして必要な情報を得ることもできずに挫折することがしばしばです(自分の経験では)。

多少ザツでも、決めたテンポを守って区切りのいいところまで読み通すような読み方が大切なんだと思います。感覚的にはmoderatoからAllegrettoくらいの速さがしっくりくる。

「読書術」なんて呼ぶとなんだか特別な技術のように感じられるけど、読書はじっさいにひとつのメソッドなのでしょう。