夜ふかし録

クラリネットの条件検討

久しぶりにB40


久しぶりにB40とバンドレントラディショナル3番の組み合わせ。

B40ライヤーでつかんだ発音時の圧の感覚をB40でも捉えるよう心がけて、無駄な・過剰な圧力をかけないように。コンパクトに吹ければ、B40は吹いていて気持ちいいマウスピースである。

レゼルヴ(青)とバンドレントラディショナルはよく似ているが、レゼルヴの方がよりシンプルな音で、バンドレンはレゼルヴよりは芳醇というか奥深さのある音色だと感じる。良し悪しというより、場面や好みによりそれぞれの持ち味になる性質だろう。

 

久しぶりに吹いてみると、B40はピークを捉えづらい(よくいえばピークがなだらかな)マウスピースだと感じた。

これは、よく言われる「B40は音がぼやけがち」という話と繋がっていると思う。

ピークを見失って、よくないリードを使いつづけると、奏法的に袋小路に入ってしまうかもしれず、よくよく注意が必要だと思う。