夜ふかし録

クラリネットの条件検討

2012-01-01から1年間の記事一覧

忘年会ラッシュ、そして引き篭もり

忘年会ラッシュで、1日おきに忘年会。東京のCD屋さんには輸入版や珍しいCDがたくさんあって、ついつい散在。気のおけない友人たちと話し、ふだん離れている家族とともに生活することで随分神経が休まるものです。

Tchaikovsky Symphony Nr.6 B moll

悲愴というタイトルがついている。このタイトルについてもいろいろギロンがあるようだ。チャイコフスキーの交響曲は非常に疲れる。タフ。5番を演奏したときは、とてもやり甲斐がありロマン派冥利につきると思った一方、本番直後はもう2度とやりたくないとさ…

気づき

さいきん、字を書くことがなんだかうまくいかないなぁと感じていたんだけど、そう感じるのはどこに問題があるのかよく分かっていなかった。字を書くという小学校レベルのことすらできなくなってきたのかなぁなどと半分本気で考えていたのだけど、今日友人に…

安定―心のリハビリ(5)

年末なので東京で過ごしています。高校時代に「同じ釜の飯」だった友だちと話して、立ち漕ぎだった自転車を座って漕ぐような安心感を得たり。欲しかったCDをササッと買ったり。図書館で勉強したり。楽器を軽く吹いてご機嫌を伺ったり。今年はこのブログにも…

クリスマス

まだですけど。思えば大学に入って4回目のクリスマスだけど、恋人と過ごしたことは一度もない。恋人が居てもクリスマスを一緒に過ごしたことがない。無頓着といえば無頓着、今思えば少しもったいなかった気もする。クリスマスって別に女の子が一緒にいなくて…

冬至―心のリハビリ(4)

臨床科目系統講義、試験も大詰め。そして金沢は本格的に真冬の雪の降り方積り方…足とか手とかサキッポがじんじん冷えます。関東の冬より、冷え込みがキビシイ。試験が週に3つもあると試験のために生きてるみたいだし、それが三週間も続くと、明らかに疲れて…

悲愴の録音紹介

カラヤンとベルリンフィルの録音が有名だけど実は4種類もある。もっとあるかも知れない。僕のおすすめはこのジャケットのやつそれからロシアの(というか、ソヴィエトの)演奏でムラヴィンスキーとレニングラードフィル。金管の音色が独特で、全体的にも激し…

さいきんのリード

久しぶりに楽器のお話。仕掛けは高校時代から大学4年までの間でほぼ一定。MPは常にB40で、V.12の3半(削)→V.12の3(無加工)→V.12の3とRico赤3→V.12の3とV.Traditionalの3←今ここいま、Vandorenの青3が良い。健康的な明るさと音のハリ、吹いたときのコシ、…

FMラジオ的

東京で聴ける、J-WAVEとかNack5というような「FM局から流れてきそうな(そして流れてきたら気分が変わりそうな)J-Pop」というジャンルが、僕のなかには確固たるものとしてある。PETROLZ(ペトロールズ)がそれであり、宇多田ヒカルもそのひとつ。CAPTURE419…

弱り目にたたり目

よくない流れを断ち切れないというか、スルスルと滑っていくようです。それでも踏ん張ってこの12月を乗り越えないとどうしようもない…かな。支えだった人を喪って、綻びが色んな形になっている。綻んだところを縫い直すのは自分しかいない。震える手で針に…

心のもち方

落ち着きは大切。落ち着き払いたいために高みの見物をキメこむのはだめ。状況に積極的に関わっていくこと。多少は感情を顕にしてもいい。表情豊かになりたいものです。

向田邦子

さいきんは女性の作家を読むことが多い。俵万智「トリアングル」、向田「思い出トランプ」「男どき女どき」、村山由佳「ダブルファンタジー」など。けっこう奔放な性描写があったりしてラッキー、おう、姐さんすげぇな、と思うこともしばしばであるが、「人…

sensitiveな人、「対象喪失」

11月後半の週末、朝からとても調子が悪く、昼休みの講義室で涙が流れてきたりする大変な日があった。講義があがってから角間の図書館についている喫茶店で本を読んでいたら、偶然友人にみつかった。僕を見るなり「大丈夫?!」と声をかけてきたから驚いたので…

芸交祭

北陸三県+新潟大の大学オーケストラが集まって、室内楽やオーケストラ演奏を披露しあうイベント、交歓芸術祭というものがあります。開催地は年ごとに富山・石川・福井を交代で回し、今年は富山県射水市新湊で行われました。僕は室内楽でモーツァルトを2曲…

「思い出が消えてゆく」

という曲があります。ゆらゆら帝国のVocalだった坂本慎太郎さんがソロで発表したアルバム「幻とのつきあい方」に収録されている。このアルバム全体に言えることとして、死ぬことに対する注意というか関心が背後にあると思う。ゆら帝時代の「空洞です」にも言…

わかってる(みんなそう)

黙って、やるしかないんだと思う。それでもダメかもしれないよ。それでも他の気休めみたいなことに比べればぜんぜんマシ。精神衛生的にも。そしてなにか思ったことがあれば、飾らずに素直に言葉にして話してみるんだ。できれば明るいことを。

雑記

(1)暗いところ夕方いつも通る地下道の電灯が点いていなくて、10メートルくらい真っ暗のなかを歩いた。そこには多分誰もいないんだけど、本当に誰もいないのかわからないくらいの暗さ。ほんの少しだけどいつも通りじゃない危険を感じた。(2)鋭さ講義や発表に…

医学部のなかみ

ふと思いついたので、医学部の学生がどんな勉強をしているのか、どんな生活を送っているのか書いてみようと思う。もちろん個人差があります。僕が受験生のとき、医学部は忙しくてふつうの大学とは違うとか受験生の頃のほうがマシだとか、そういうウワサは聞…

雑記

(1)試験が終わっていく。試験の数が多いのはストレスフルだけど、先生の側に落とす気がない試験というのは対策するわりに手応えのないままスルスルっと終わっていく。これから始まる内科は作る方も真剣だし内容の重要性も高いので手を抜けない。(2)約束約束…

何をやってもダメなとき

たまにある。数年に一度くらい。程度の差をあまく評価すれば年に一回くらい。でも今年は厄年でもないのに、本厄級にダメである。ダメという表現では軽すぎる。逃げ場がないような感じがする。どこにいっても救われない。たぶんきっとそういう時期なんだろう…

いらいら

いらいらするのは良いことではないなぁでも。30分遅れて教室にやってくる講師さんだったり、脳裏をかすめる試験のことだったり、なぜかうまく印刷できない共用のパソコンだったり、イライラの原因が多かった。イライラしてしまってもそれを自分の中で丸く収…

スランプ

本番が終わるといつもそうだけど、プチスランプが待っている。浪人していたころ、予備校の壁に「興味をなくすと記憶も失くす」とスローガンみたいなものが刻まれていたけどこれは本当かもしれない。本番が終わると一時的だけど楽器のことがとてもどうでもよ…

学園祭

何年ぶりかわからないくらい久しぶりに、学園祭にしっかり参加。準備にもけっこうエネルギーをつかって、仲間と手作りのものを一生懸命やるということを久しぶりに。高校時代を思い出しますほんのちょっとした思いつきから始まった室内楽の企画だったんだけ…

ドヴォルザーク

ドヴォルザークの交響曲第八番ト長調この曲は僕が大学2年のころのフィルの演奏会でメインプログラムだった。このときは2ndで、当時の木管セクションはいろいろと大変で…詳細は書かないけど、フィル全体が迷走していた時期でした。不和があったといかではない…

「兵士の物語」

L'Histoire du soldatとも、Soldier's taleとも言う。ストラヴィンスキーの作曲による朗読劇で、音楽はVn, Cl, Fg, Trb, Trp, Cb, Percという風変わりな7重奏による。劇付随音楽という感じなので、話がわからないと楽しめないかな。この作品がOEKメンバーに…

毎週本番

本番というか試験だけど。試験は落ちたらまずい。その試験をやっつけつつ、趣味も納得いく質でやりたい。どちらでも言い訳したくない。ところでこうやって普通の生活に戻ってこれてきたのはひとえに周りのお陰だ。あたたかく励まし慰めてくれた友人たち、聴…

奏法メモ-息とアンブシュア

日中は練習できないので、練習時間は夜中か週末に集中。短い時間で何をするかが問題になる。練習内容は基礎の確認と曲の練習に分かれる。基礎の確認は楽器を組み立てるたびにできるだけ行った方がいい。発音のチェックから呼吸、様々な音階を様々なアーティ…

もうすぐ霜月

その日を過ごしていくには必死なわりに、週単位ではどんどん時間が経っていくので、気がついたら完全に夏が終わっている。当然だ、もう10月も終わりに近い…日用品から時間の経過を感じる。コーヒーフィルターは3~4ヶ月に1度しか換えないので、これが底を尽き…

精神年齢?

近くに自分は精神年齢が低いから、ブラームスの音楽にはついていけないや〜と言ってる人がいます。そうか。と思いました。でも、本当に「そうか?」何も関係のない成巽閣の壁たとえば彼にはドヴォルザークやチャイコフスキーの音楽にはついていける、うまく…

タイトル変更

「日々のメモリー」とはなんだか締まらない気もするけど、ナカミにそぐうタイトルだと思っています。細々とではありますが、これからもよろしくお願いします。(近所の秋の花でも載せておきますね。)