夜ふかし録

クラリネットの条件検討

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2人の音楽

N響の木管セクションは、ここ10年ほどでずいぶん人が入れ替わった。 クラリネットに限っても首席の2人がどちらも入れ替わったようだ。 そのうちの1人、松本健司さんのソロCDが知らないうちに発売されていて。 しかも、見ていた棚のそのすぐ横に、特にコーラ…

練習メモ2

適度な負荷が存在する →速い指まわしの練習や譜読みはin tempoではなくゆっくりさらったほうが効果的だというのは練習の基本だ。ただゆっくりならいいかというとそうではないと思う。 曲想もtempoの影響を受けるから完全に再現できるわけではないけど、遅いt…

練習メモ(1)

自分向け覚え書き。no evidence basedですので参考程度に。ただし、レッスンで得た知識もちりばめられてはいます。1.(バスクラ)シャリュモー音域で音が裏返りやすいときはお腹の支えが不全である場合が多い。または、下唇を薄く保てていない/リードから…

バスクラ再入門

自分のオケキャリアは特殊管で幕を開けました。(もう5年近く前のこと。)2009年12月 Es管ソプラニーノ@マーラー交響曲第一番2010年2月 バス@ラフマニノフ交響曲第二番2010年6月 バス@チャイコ「くるみ割り人形」組曲そのあとは基本ソプラノ。(思い返せば…

完全テキスト

内田樹が、レヴィナスは自分にとって完全テキストだとかなんとか言っていたが完全テキスト的なものが欲しいな。どんなときにもそこに帰ることができる参照点みたいな。それなりの長さがあって、通読できるけど、何度読んでも6割くらいしか理解できない程度…

ひらひらした音

音色のよさは説得力になると考えます。同じ口説き文句でも、イケメンの口から発されるものとあまりパッとしない男の口から出たものでは効用が違うように。描写しているものが同じでも、村上春樹の文体とよしもとばななの文体では印象が変わるように。あるい…

「本当のじぶんと向き合えますか?」

本当に、まどマギの各話タイトルは秀逸だ。恋人が亡くなってこの方、それまでの、人や物との接し方を含めたじぶんの作法をいちど紛失し、再びそれを獲得しなおしているような、そういう過程だった気もする。そのなかには、失くす前の作法と変わらない部分も…

まつり

花火を観てきましたノープランでいったらそれが良い方向に出て、予想外にきれいな風景がたくさん観れた。

落ち着いて夏休み

(1)けっこう自分は都合よくできているのだなと思った。それでだいたいいいのではないかと思っている。(2)話題の風立ちぬを観た。賛否両論あるらしく、たしかに言われてみれば合わない人には合わないのかもしれないが、ぼくはいいなぁと思いながら観ることが…

アウトプット

日記を書くのでもいいし、楽器を吹くのでもいいし、問題を解くのでもいいが、アウトプットしないでいると、いらいらと不安のあいだにある何かがうずまく。この二三日はフワリと楽しい東京だから、カウンターとしてしっとり落ち着きたい気持ちがくすぶってい…