夜ふかし録

クラリネットの条件検討

2014-01-01から1年間の記事一覧

富山へ

先週だけど、息抜きに富山へ。 高校時代まで東京の近郊に住んでいたこともあって、県境というものをあまり意識していませんでした。首都圏では(広大な関東平野に立地していることもあって)街と街が途切れずに続くから、その境目というのは便宜的なものとしか…

ご飯は大事

寒いです。12月に入ってすぐ初雪(大雪)、それ以来気温も天気も北陸の冬のそれになってしまいました。。。秋までは金沢にしては晴れの多い一年だったという実感なのですが、さすがにこの時期には本領を発揮しているようです。 今日などは日中の最高気温がた…

師走!

11月ってもう一週間くらいあるような気がしていましたが、完全に気のせいで。 冬タイヤの履き換えとかビデオ講座のスケジュールとか、いろいろ滞ってしまいました。 11月は試験から解放されてしばしの休憩、少しは勉強も進めるつもりが、流され流され申し訳…

かげふみ

「なにかのカウンターとしてしか存在できない自己」は肩身が狭いと思う。 だが、「カウンターとして存在する自己」にいついてしまう癖が自分にはあるし、自分以外のひとびとにもその傾向はあると感じる。 ぼくたち自身は、その時その瞬間に自分がカウンター…

トワイライト

昨日の夜はトリオの練習だったのですが、その際後輩の楽器がトラブルに見舞われてしまい、今日はその修理のため朝からでかけることに。 そのついでに、トリオのメンバーで トワイライトささらさや http://wwws.warnerbros.co.jp/twilight-sasara/index.html …

秋休み

今も試験期間ではあるのだが、実質秋休みのようなもので、連休は大阪と京都で過ごし、帰沢してからも美術館や喫茶店でゆるゆるゆると過ごしている。9,10月で24個の試験をやっつけてきたけれど、気がつけば頭のどこかが凝り固まっていた。これは仕方ないとこ…

すべてNEX5Nで撮影

細い音色

細みの音色もいいなぁと思い始めた。 今までは、どちらかといえば太めの音というものを志向していた。 太ければいいというものでもないのだが、存在感と包容力(月並みな表現だが)がなければクラリネットらしさが伝わらないんじゃないか?と思っていたので…

ブルバキ、古楽、EBM

「ある程度成果が出て、分野としての系統立てもなされてきたところで、少し違う視点から改めて捉え直し」というのはどの領域でも行われていることです。 ぼくは数学には詳しくないけれど、数学の世界では20世紀のはじめの20年くらいに、フランスの数学者たち…

迷子の気持ち

迷子になった時の気持ちって、不安の代表にしてもいいくらいわかりやすい不安だ。迷った人がどこの国の人であっても、迷子になった気持ちは変わらないような気がするし。

巡航中

卒業試験は5週目が過ぎ、全体の半分くらいまできました。 1週目…試験だ!いけいけ! 2週目…ちょっと疲れてきたけどまだ気は抜けない! 3週目…なんだか一気にきたこれ…休みたい… 4週目…集中できない…けど家から出れば勉強は進む 5週目…もはや日常生活の一部(…

怪談

知らない道で迷子になるよりも、自分の家の近所で迷子になるほうが怖い。 …と思った。体験してみて。

OEKのシューベルト

土曜日の昼は友人とともに、ギュンター・ピヒラーを指揮に迎えたOEKを聴きに音楽堂へ。シェーンベルク「浄夜」(弦楽合奏版)、ハイドン交響曲81番、シューベルト7番(「未完成」)というプログラムで、わりに渋い部類か。浄夜は生演奏は初めて聴くのもあって…

2014年秋の仕掛け

RC prestigeとRCmpc: 5RVライヤーReeds: バンドレンV.12 31/2番、青箱31/2番V.12の3半だとちょっと薄いと感じるようになった。3半のなかで硬めのものを選ぶか、青箱の3半にするかだが、青箱はイケてないリードが比較的多い印象がある。し、5RVライヤーに青箱…

練習メモ―こうすればうまくいかない

昨日はクラリネットの練習に行ったにも関わらず、うまくいかない日で、あまりおもしろい思いをしなかった。何が自分をうまくいかせていないのか観察してみると… 息のスピードが無駄にはやい 吸うのも吐くのも、息が浅い マウスピースと唇にばかり意識が向く …

練習メモ―アンブシュア

アンブシュアについてのいくつかのtipsを備忘録。 「アンブシュアは正中を意識しなさい。下唇をつねに薄く保ち、また上下の唇の真ん中から左右に1cmずつくらいを張るようなイメージを持ちなさい。」 「金管奏者がやるような、バズィングの口を真似てみること…

マウスピース購入

購入から半年以上経ったけど B40 Lyre, 117.5/Long マークはペン。 5RV Lyre, 109+/Medium こちらも、マークはペン。(なんですが、写真はサイコロマークの個体(profile)。ペンの個体を写真に撮るのを忘れていました) 「丸」マークのものと選べたのだけど…

試験中(1)

ブログタイトルにふさわしい時間帯です。 卒業試験がはじまり、一週間が経過。 まだまだ序の口でありまして、気の抜けない日々なのですが、疲れはたまります。それは他の人も同様らしく、体調管理やペース配分も含めて個々の実力といえるのでしょう。 こうし…

夏、室内楽

一昨日は県の音楽堂で、クラリネット奏者遠藤文江さんの演奏会があった。 フランス音楽をテーマとしたプログラムで、ドビュッシー、ショーソン、ミヨーのほかシャンソンが3曲。 遠藤さんと同じくOEKの団員であるヴィルジル・ドゥミヤックさんのヴァイオリン…

コーヒーとアルコール

どちらもトイレが近くなる飲み物だが、その機序は異なっているようだ。 アルコールは抗利尿ホルモンの分泌を抑制することで、原尿から血液中に再吸収される水分量が減ることによって尿量が増加する。 一方コーヒーに含まれるカフェインはキサンチン化合物で…

練習再開と復調

(1) 社会人になれば、今までと同じように楽器を吹くのは(時間的にも環境的にも)難しい。 それでも細々と続けていくためには、効率よく鈍った腕を取り戻して、断続的な練習時間をフルに活かすことが必要… そう思って、昨年から自分の奏法をできる限り言葉で…

ワークライフバランス

初期臨床研修マッチング、選考試験が一段落。 4ヶ月近く封印していた楽器ケースを開けて、すっかり鈍ったカンカクを取り戻すべくにわかに練習している。 …ある病院の選考試験、面接でこのようなやり取りがあった。 面接官「…君は音楽が趣味のようだけど、医…

琥珀色の舞台への憧れ

舞台と舞台裏というものへの一種の憧れを自覚したのは、比較的最近のことだ。 かつて―行きたくもないピアノの稽古が、嫌で嫌で仕方がなかった頃でさえ、発表会の会場にただよう、少し浮かれたようなハリのある雰囲気は嫌いではなかった。 舞台芸術は素晴らし…

海にいった

夏らしさを出そうということで海に出かけた。 海は久しぶりで、日に焼けた痕がひりひりする感覚もずいぶんしばらくだ。 さて、選考試験もあと2つになった。いまいちど、自分のあたまをtuneしていこうと思います。

リズムづくり

リズムを自律的に作り出すことは、できる人には簡単なのかもしれないが自分は苦手とする分野だ。社会との関わりはリズムを作る上でとても大きな役割を持っていて、朝の集合時間が決まっていればそれがその人の起床時間を決めるだろうし。万事につけそんな具…

混乱のさなか

土壇場でじたばたしたくない、とずっと思っていたのだが、土壇場になってじたばたするなら今のうちだ…と思ってしまった自分がいるわけで…… 最低限自覚的にじたばたすることを心がける。

勉強ってどうやるの?

自分の悪い癖というか間抜けなところで、気を抜くと形式的な勉強になってしまう。仏造って魂入れず。時間の無駄だ。低張尿のようにうすい。 そんなとき自分で気づいて、実のある勉強にもどさなきゃいけない。それが大人でしょ。 それってどうやるんだろう?…

三回忌

時の流れははやい。 最初の半年は拷問のように遅く流れていたのに、三回忌を迎えた朝は、もう2年経ったのか、と感じさえした。 そうはいっても2年、具体的に思い出せば、決してあっという間に過ぎ去ったわけでもない。人の感覚はいい加減なんだね。 読経のあ…

見学ツアーは終盤

今週は何度目かの、東京地方での病院見学ツアー。 人気病院、中規模病院、大学病院…といろいろな病院にお邪魔し、様子を偵察しつつ、勉強もさせていただく。 評判がいい病院も、そんなに有名じゃない病院も、実際に行ってみないと判断できない部分がとても大…

アルゲリッチのシューマン

マルタ・アルゲリッチによるシューマンの幻想曲、幻想小曲集(Op.12) この曲は弾き手によってだいぶ変わると思います。どの曲も弾き手で変わるんだけど、この曲はぼくの聴いてきた曲のなかではピアニストによって最も印象を変えるものです。 というのも、ル…