夜ふかし録

クラリネットの条件検討

B45という選択肢

だいぶ夏っぽくなってきて、気温と湿度があがってきた。まだ梅雨のような蒸し蒸しではないけど、3月と比べたらずいぶんちがう。というわけで(なのかどうかわからないが)リードの反応が変わってきた。具体的には発音がはっきりしない、ボソボソするかんじ。

クラリネットとの付き合いももう20年以上だから対処はいろいろあるんだけど(リードを軽くするとか新品にするとか、新しいマウスピースにするとか)、このたび、ふとひらめいてやってみたのはマウスピースをB45にしてみること。

ちなみにふだんはB40かB40ライヤーをつかっている。この3つのマウスピースは親戚同士のような関係にある。B45とB40の違いは、カタログ上はティップレールの太さだけ(B40とライヤーはレールが太く、B45は細い)。ティップレールが太いと発音がややボヤけるとか発音しづらくなるとか言われているので、だったらティップレールが細いのにしたらいいんちゃう?という考えになった。実際どうかというと、たしかに発音がしやすく、同じリードでもストレスが減った気がする。私がもっているB45は実はあまりいい個体ではなくて常用するには別の問題があるんだけど、いいB45を1本持っておくのはアリかもしれない。