2024-01-15 短篇小説の世界 作品紹介 日記 夏目漱石の「夢十夜」が好きで、思い出すたびに読み直している。夜にみる夢のように脈絡がとびとびで幻想的な、まさに夢幻の世界。似たような作品はないものか? ホルヘ・ルイス・ボルヘスや芥川龍之介の異世界が垣間見えるような短篇も魅力的だ。フランツ・カフカは「変身」が有名だが、ほかにも魅力的な短篇がある。 やや毛並みは異なるが、柳田國男の民話・怪談もよい。 映像による娯楽とも違うし、長編小説の楽しみとも異なる独特の魅力が短篇小説にはあるらしい。