都内に移って、湿度も標高も変化があったはず。
金沢でちょうど良い硬さで、謝恩会でも追いコンでも活躍してもらったV.12の3半が、うす〜く感じます。あちらのほうが湿度が高いから?標高も少し高い?
そんな環境の変化の影響もあるかもしれませんが、V21の美質や吹き方が少しわかった気がするのでメモ。
美質(1)
音色。むっちりした音、という表現で伝わるのか…倍音が豊か、っていうんでしょうか。
貧弱とか痩せてるとか、そういう形容から遠のいたところにいられる傾向はありそう。
この音色に比べると、青箱は素朴だなぁとも思います。
この点は個人的にはV21の非常に好ましい点です。
この音色をホールに響かせたらけっこうリッチな音色になるのでは…
あえて古典をこの音色でやったら、現代的でイケてる印象になったりして…妄想ですが
特徴(1)
これは自分のクセのせいだったのかなぁとも思いますが、
圧力に敏感、な気がします。
ちゃんとお腹で十分な圧をもたせた息を送り込むとすんなりと発音するのに、それを別の場所(口とか、胸に力を入れたりとか)に頼って息そのものを疎かにした途端維持ができなくなる、ような…
だから3,5番でも、アンブシュアをそんなにタイトにしなくても息の圧がかかっていれば実は発音はすんなりいくリードなのか、と気づきました。
車にたとえたときの「走る/曲がる/止まる」の「走る」に関してはこれで少し糸口が掴めたかと思うのですが、「曲がる」についてはまだ試行錯誤ですね。なので、実戦投入はまだできない。(まぁ実戦の予定がそもそもないのですが)
というか、こういう特徴についてわかっていなかったからLepic 56も吹けなかったんだろうな… RICOのアンファイルドカットはそれなりに吹きこなせていた実感があるのですが、バンドレンのアンファイルドは苦手なのです。。