夜ふかし録

クラリネットの条件検討

見学/そして都響のすごみ

今日も今日とて見学でした。

見学は有意義だと思うしマッチングを控えて必要な準備でもあるのだけど、勉強の支障になっていることは確かです。疲れるし、時間もとるし。

あと3つも見学すればいいかなと思っています。

 

それはさておき、見学後に例によって上野で、都響の演奏会。

今日はラヴェル管弦楽曲2曲(「クープラン」と「道化師の朝の歌」)、トゥリーナ(知らない人)の短めの交響曲、そしてレスピーギ「ローマの祭り」というプログラム。

おしゃれ系かな…と思っていたのですがとんでもない、オーケストレーションの妙を尽くした重量級のプログラムでした。

トゥリーナは初めて聴きましたが、色彩豊かなスケールの大きい音楽だったと思います。

 

そしてレスピーギ

もう圧巻の一言です。金管/打楽器が有無を言わせないかっこよさで…

弦も木管も欲しいところでいい趣味を発揮して…お客さんも一致して喝采。凄い演奏会だった。

 

…ただ、えらそうなことを言うようですが、こういう曲での都響の凄さは本物だと思うのですが、その凄さだけに覆われてしまっているとも言えるかも…

気味悪さ、うねり、そういった別の座標軸が発達する余地がまだあるのではないか?とも思ってしまいました。

えらそうなことを言ってしまいました。ブラヴォーなんです。拍手を終えたくないくらいでした。

 

さて、明日はまた医学生に戻ります。