夜ふかし録

クラリネットの条件検討

安定―心のリハビリ(5)

年末なので東京で過ごしています。

高校時代に「同じ釜の飯」だった友だちと話して、立ち漕ぎだった自転車を座って漕ぐような安心感を得たり。欲しかったCDをササッと買ったり。図書館で勉強したり。楽器を軽く吹いてご機嫌を伺ったり。

今年はこのブログにも沢山書いてきたように、悲しみに暮れる時間、不安に駆られる時間がとても長く、そういったなかで講義や試験に臨まなければいけなかったのでとてもタフな一年でもあった。


不安感や焦燥感の正体はおそらく何ものでもないのだろう。正体の知れないものを相手にするのは暗闇でもがくようなもので、振り返ってみれば怯えながら暮らしていた気がしてくる。
家族のもとで、友だちと会って暮らしているとその得体のしれなさがよくわかる。言い換えると自分は一人では生きていけないということでもあって もちろん人間は一人じゃ生きていけないものではあるけど、それならそれなりに、自分ひとりの面倒の見ようがあるはず。


坂の上にある信号が好き
来年は年初から大事な試験がコンスタントに入っている。崩れてしまった体勢をたて直して臨みたいと思う。