夜ふかし録

クラリネットの条件検討

椎名林檎の23年(前)

椎名林檎が好きで、2003年くらいからフォローしています。

東京事変も当然、アルバムを買って聴いており、「スポーツ」までは熱心なファンでした。

「大発見(ディスカバリー)」の頃は、むしろクラシックに興味の中心が移ったこともあってそこまでのめり込まず、それ以降ソロアルバムが出ても買わずになんとなく動向は追っている程度で、好きの温度は少し冷めてしまったかんじ。

 

今でも、かつてよく聴いた曲(群青日和や丸の内サディスティック、マイナーなところでは「乗り気」「絶体絶命」「SSAW」など )を聴き返すとやはりカッコいいな、と思うし、むしろ昔そんなに刺さらなかった曲も加齢の効能か、しみじみと良いな、と思うことがある(「体」「心」「黄昏泣き」など)。

 

事変が解散し、NHKとの結びつきが強くなった時期以降、作風の変化もあったように思う。

もはやいわくつきとなってしまった東京五輪にも、椎名林檎は演出チームとして参加していたので、そういう期待もあったけど、演出チームの解散でそれも幻となってしまった。

2020年は東京事変が「再生」し、今年は新アルバムもリリースされるらしい。タイアップのある新曲も数ヶ月おきにリリースされている。

配信を試聴してみると、「緑酒」なんかはオーソドックスなバンドサウンドが聴こえてきて、こういう曲もやるなら新作は買ってみようかなと思った。