夜ふかし録

クラリネットの条件検討

5RV L-B40L-B40

総合的な印象

5RV L、B40Lは音のフォーカスがつきやすく、吹奏感としてのリードの鳴るツボが吹き手にわかりやすい。

B40は息が制限される感じが少なく、息の入力に対して音の変化が柔軟に感じられる。音のフォーカスやリードの鳴るツボは、5RVLとB40Lに比べると不明瞭に感じる。

 

5RVLとB40Lを比べると、音の明瞭さは5RVLの方がより明瞭に感じられる。

 

Reserve evolution 3.0と上記マウスピースとの組み合わせ

B40では、演奏に問題はないが抵抗がやや大きく感じられる。演奏に問題がないというのは、このリードでスケールやエチュードの練習をすることが可能で、吹きこなせる感じがするという意味です。

B40L、5RVLでは、抵抗が大きすぎる感覚はなく、ちょうどいい硬さだと感じられる。

 

今回の感想

Reserve evolution 3.0を合わせるのであれば、5RVLやB40Lのほうが苦労が少ないと感じた。

B40の柔軟性や音色を気に入っているのであれば、硬さを変えるか、別のデザインのリードを探す方が、「歩留まり」がいい可能性がある。

 

*私は長くB40に慣れていて、5RVLはともかくロングフェイシングのB40Lには十分慣れているとは言えない。なのでB40Lに慣れた後に感想が変わる可能性がある。