夜ふかし録

クラリネットの条件検討

苦手なリード

(前提として、マウスピースはB40と5RVLyreを使っています)

 

もともとバンドレンの青3や銀31/2を使うことが多くて、その後リコの赤や銀を使ったりもした。これらのリードは、硬さの合う合わないはあるが、吹き方としては大きく変わらない印象。

 

バンドレンのルピック56とV21は新しいデザインのリードで、リードの先端からおしりにかけて絞り込まれたように細くなっている。

ルピックもV21も、硬さが合えば吹けるし本番で使ったこともある。しかし、どことなく他人の台所感があるというか… 勝手知った感じにならない。特にルピックは、つねにバランスが気になるとでもいうか、少し気をぬくと息→音の効率が悪くなるような気がしてしまう。V21はそこまでバランスの難しさを感じないが、新品を慣らす途中ではけっこう感じたりする。

 

リードのデザインという点ではあまり共通点はないかもしれないが、ダダリオのレゼルヴクラシックにも似たような苦手意識がある。

レゼルヴクラシックとルピックの(自分にとっての)共通点は、発音はしやすいし音色も良いのにそれを維持するのが意外と難しく、結果的に吹いていて疲れる。というところ。

 

 

なぜ、自分はこういったリードが苦手なのか?ということを考えれば、もう一歩奏法が安定するかもしれない。

リードを鳴らすとはどういうことか?

自分が普段リードを鳴らすとき、ポイントにしているのは何なのか?

というところに、カギがありそうだと感じています。