夜ふかし録

クラリネットの条件検討

コーヒーとアルコール

どちらもトイレが近くなる飲み物だが、その機序は異なっているようだ。

 

アルコールは抗利尿ホルモンの分泌を抑制することで、原尿から血液中に再吸収される水分量が減ることによって尿量が増加する。

一方コーヒーに含まれるカフェインはキサンチン化合物であり、交感神経α受容体刺激作用によって末梢血管を収縮させ、腎血流量増加→糸球体濾過量増加の結果尿量が増加する。コーヒーを飲むと目が覚めるのも交感神経刺激によるらしい。

ただ、日本人を含むアジア人はカフェインの代謝が強力なのか感受性が鈍感なのか、白人に比べると覚醒作用は低めだそうです。