夜ふかし録

クラリネットの条件検討

仕掛け

基本は変わらず、B40に青の3番。

 

この数カ月でツボを捉えられるようになったと思う。その成果で、31/2番のなかでも演奏に使えるものが増えた。

相対的に、3番が今までよりも薄く感じられるようにはなった。

また、いいリードとダメなリードの区別がよりはっきりつくようになったと感じている。

悪いリードというのは、鳴りのツボがはっきりしていない/あるいはそんなツボがないように感じられるリード。写真に例えるならば、どこにもピントが合っていないような音になってしまう。

または、鳴るツボはあるんだけどキャパシティ(柔軟性とでも言おうか)が少なく、表情がつけづらいリード。こちらは…何かの練習には使えるかもしれないけど面白くないし、暖簾に腕押しの感触。

そうではなくて、鳴るツボがはっきりしていて、かつ、入れる息に対して(音色も音量も)柔軟に反応してくれるリードはいいリードと言えましょう。

 

 

厚いリードを吹けるようになることが良いことではないが、そのメリットは必ずあると思う。

というより、ツボを捉えて効率よく演奏できるようになった結果、適正な硬さのリードが厚い方向にシフトするということであって、そのとき演奏者はそのリードを厚くて吹きづらいとは思わない… はずだ、きっと。

 

 

ツボを掴むことができるようになったのはいいことだけど、息が入りやすいからとつい太すぎる息を入れてしまうんですよね…