夜ふかし録

クラリネットの条件検討

鳴るツボ

楽器のこと。

 

1月にgetした5RVlyreを吹いていて、5RVlyreは"リードのツボ"がわかりやすいマウスピースだと思った。リードが鳴っているか(振動しているか)そうでないかの違いが大きい。

いつものごとく、その感覚を覚えておいてB40に戻してみる。…やはり5RVlyreのほうがよくわかる。ただ、これを意識して吹くとマウスピースに限らず効率がよくなりそうな予感がする。リードに関しては、いいリードとそうでないリードのより明瞭な線引きができそうだ。

つまり、鳴っている感覚が得られるポイント(ツボ)があれば使えるリードだし、いちばん鳴っているポイントで吹いても音のフォーカスがいまいちボケているリードは使用に耐えないリードだというふうに。

今日のところはそういう感想を得た。

ちなみに、鳴っている感覚があるときには、「息の通り」も良いと感じる。逆に言えば、詰まっているなぁと思うときは鳴っていない時だと思う。

おそらく楽器側にも固有の特徴があるのだろう。

 

おそらく人それぞれだと思うが参考までにメモ;

リードがびりびりと振動する感覚が下唇・下顎に伝わっている

息がまっすぐに入っていく感覚がある(邪魔がない、止まらない)

楽器はやや高めに構える(オーボエほどではない、というくらい)

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楽器を仕事にする道にはいないので、音楽に関することはいってしまえば遊びだ。

遊びに割ける時間は限られる。

限られた時間のなかで工夫すること自体も遊びの要素がある。

(必要とあらば無限にリソースを割くという姿勢はプロフェッショナル的だと思う。それは仕事をする上で責任が発生するからこそ辿る道だ。この話はまた別の機会に)

仕事や学業の余技としてのクラリネットだが、限られた時間でもできるだけ効率よくステップアップしたいもの。

いいリードを選ぶ基準、奏法に関する良し悪しの基準を確立し、音楽そのものに取り組む時間を確保できればそれが可能と考えています。