夜ふかし録

夜がふかまると目が冴えてくる

臨床研修についての雑感

研修医って、「救急ができるひとがえらい」という風潮がある。

たしかにここぞというときに全く手が出ないのはお話にならないし、逆にするべき処置が滞りなく始められればそれは素晴らしいことです。それは間違いない。

だけど、初期研修の目的が「救急ができるようになること」ではなくてもいいんじゃないかな、と思いました。

それが目標でもいいんですよ。でもたとえば救急外来という意味では市中病院に劣るであろう大学病院で研修することになったとき、それが完全なマイナスかといったら…

きっと違う。

大学では1つの症例を掘り下げることに時間を使えばいい。市中病院では1人の患者さんのために使える時間はもっと少ないのだから、その利点を活かして研修を積めばいいじゃないか。

 

それに、医師のキャリアのうち、初期研修は初めの2年間にすぎない。もちろん最初の2年は他の2年とは違う重みもあるだろうけど、たとえばずっと大学の医局にいる医師だって、関連病院を回っていくうちに嫌でも救急や当直をこなして、最初の2年間で手薄だった能力を伸ばしていくことになるでしょう。本人のその気があれば尚更そうでしょう。

 

そういうわけで、救急がやりたい!という気持ちはとてもよく理解できるものの、それだけで研修病院を選ぶ必要性はないかなと思ったのでした。(まちがってるかもしれませんが。

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