BSLは勉強のための実習だけど、病院、特に大学病院というのはそれだけでひとつの生態系です。各診療科、看護部、検査部、病理部…
また、手術部には手術部のルールがあり、エコー室にはエコー室の…といった風。
本業のお勉強もさることながら、こんなにたくさん仕事があるんだなぁと。社会科見学の気持ちになることも。
最近はTwitterの一部でヤ◯デル先生という方が活躍されていて、そのおかげで当該クラスタには病理医の仕事もイメージしやすくなっているかもしれませんが、小学生に医者のイメージを聞いたら、外科医か内科の医者の像ばかりのはずだ。
病理医はおろか、読影医だってあまり浸透していない気がします。
医学部に入った者にとってすら初めて知ることが多い「病院のお仕事」だから、もっと多くの人に知ってもらったほうがいいんじゃないかなぁ…と。
将来何になりたいかなんて、まずどこにどんな仕事があるのかわからないと、決まらないものだし。