自分のオケキャリアは特殊管で幕を開けました。(もう5年近く前のこと。)
2009年12月 Es管ソプラニーノ@マーラー交響曲第一番
2010年2月 バス@ラフマニノフ交響曲第二番
2010年6月 バス@チャイコ「くるみ割り人形」組曲
そのあとは基本ソプラノ。(思い返せば、その後Mainの1stばかり吹いてきたんだなぁ)
ときどき式典の演奏でバスクラを吹く程度でした。
次回の演奏会にも結局出演することになり、そこで久々にバスクラを吹くことになった。
曲はまたもラフ2。同曲同パートなのでそれなりに勝手がわかってはいるんですが…
音程が悪い
どうしようもないです。
バスクラというのはそもそも、シャリュモーのHが高くスロートのG/A/Bあたりが低く、クラリオンのHが高いという傾向をもっているようです。(リンク参照)
スロートが低くなるのはソプラノとの大きな違いで、これがけっこう困る。
しかも、大学のバスクラは齢28年のおじいさんクラリネットで… 音量や音色は出るんだけど、こと音程に関しては最悪です。スロートBなんて50セントくらい低い。微分音かと。
これではファゴットとのハーモニーetc.で先が思いやられる…ということで、母校でちょうど吹き手がいなくなっていたバスクラを借りてきました。
この楽器は新しいとてもいい楽器で、前述した傾向はあるものの吹き手で対応できる範囲内。
しかもめちゃくちゃ鳴るし、キーワークはいいし、音域をまたいでも音色が均一で…
感動モノです。
(この楽器を吹いてたら、30年モノのほうはだいぶ吹奏感が詰まり気味だということもわかってしまった。)
マウスピース、リガチャーは1度目のときに選定してもらったもの(B40, Rovner, Traditional 3)があるので無問題。
これで道具は揃ったので、あとは練習するのみ。
こんな動画を参考にしていたりします。Michael Lowensternさん。すばらしいですね。