夜ふかし録

クラリネットの条件検討

奏法はなんのために

こんなことありませんか。
短い時間だけ、いい音で吹ける。いい音だけど、連続して吹くと実は疲れて吹き通せない。
それでもオーケストラでは(連続して演奏する時間が比較的短いので)そこそこ通用してしまうかもしれない。

でもそれは落とし穴で、健全な奏法は極端な疲れ方をしないものだ、と僕は信じています。B40にそこそこの硬さのリードを合わせればそれなりに疲れるものではあるが、歪な奏法を避ければ長いソロの曲を吹き通すことはもちろんできます。A.カルボナーレの体力は、もちろん日本の片手間で吹いているようなアマチュアの比ではないでしょうが…


ランスロやローズのエチュード1曲分くらい余裕をもって演奏し通せるようにはなりたいものだ。