夜ふかし録

クラリネットの条件検討

雑記

(1)暗いところ
夕方いつも通る地下道の電灯が点いていなくて、10メートルくらい真っ暗のなかを歩いた。そこには多分誰もいないんだけど、本当に誰もいないのかわからないくらいの暗さ。ほんの少しだけどいつも通りじゃない危険を感じた。


(2)鋭さ
講義や発表についての質問などが「鋭いね」と評価されることってありますよね。
あれって、何が鋭いんだろう。反対語は「鈍いね」だし、鈍い質問てどんな感じだろうと想像すると、焦点のボケた感じの、イマイチ何を問題としているのかわからない質問なんじゃないかな。ということは、鋭い質問というのは問題意識のはっきりとした、ピンポイントな質問ということになる。そのくらい、こんなに文字を使って考えなくてもわかりそうです(鈍い)


(3)付き合うってなに
大学生あるある(だと思う、何人かの先輩が同じような自問で右往左往していたのを見た)。自分はせっかちなので、のんびりしすぎるということはないかな。基本的には焦ってもいいことない。


(4)メランコリー
数年前の記憶というものはだいたい、メランコリックに思い出されるのではないでしょうか。今は大学前半の3年間のことが思い返されます。
そう遠くない過去だけどもう二度と戻ってこない日々…というとキザだけど、まぁ本当のところはそうでしょ?
3年間同じ生徒に家庭教師をしていた。その家は金沢市の東にある。最初の1年半は自転車で、後半は車で通ったのだけど、特に自転車時代はいろんな寄り道をしたものだった。夕暮れどきに道に迷ってたどり着いた、未だ開通しない北陸新幹線の高架。夏は浅野川の灯籠流しが夕日に映えたり、冬は雪の中を根性で行ったものだった。あれは寒かった。雪の日の帰りに自転車のチェーンが外れて、押しながらとぼとぼ歩いたこともあったな。あれも寒かった…。
亡くなってしまった彼女の思い出も一緒に思い出される。彼女と、そのバイト先と、大学3年間は自分にとってのひとつの季節で、もうそれは過ぎてしまったということ。
結果的に、彼女の死を経て自分の世界観はちょっと変わってしまった。しかし、メランコリックな思い出は、変わる前に信じていた世界の見え方を僕に思い出させるのです。


こういった姿は悲しいが、当猫としては気楽にやってるのかも