日用品から時間の経過を感じる。
コーヒーフィルターは3~4ヶ月に1度しか換えないので、これが底を尽きそうになっていることに気づくと、3ヶ月くらいの長くもなく短くもないスパンでの時間の過ぎ方を認識することになる。
先週末は彼女の月命日であり、彼女が亡くなってから13週間目だった。
彼女が亡くなったのは夏のピークをまさにこれから迎えようという日だった。暑い日が続いていたがその日だけは昼前に妙な雲がでていて、少し日が柔らかだったような気もする。その頃の記憶というのは今でも生々しい。
それからの数週間のことはおそらく一生忘れることがない。ずっとそこに閉じ込められているような気もする。
ただそういった日々からの距離が段々と遠くなっていく感覚があります。