夜ふかし録

クラリネットの条件検討

アンサンブルたくさん

11月はアンサンブルの本番がたくさん入っています。

つまりその練習をしなきゃいけないわけで、オケの演奏会には乗ってないと言いつつも楽器はコンスタントに吹いています。



ところで、最近の仕掛けはこんな感じです。

・B40 とV.12 3番、またはRico赤3
これが自分にとっての標準。
リコはおおらかに鳴らすつもりで吹き込むと無理なく吹けると思う。
音色はバンドレンとは異なりややざらざら感があるけど、個性だと思う。
V.12は個体差が大きいのをなんとかして欲しいけど、B40とはナイスなカップルです。
リード選びに難儀することもあるし、アンブシュアがドツボにはまるとヒドイのですが、うまくいっているときの充実した吹き心地はやみつきです。バンドレンいわく「高音域がきらびやか」

・M15 とV.12 31/2+またはRico赤31/2など
M15はB40に比べ疲れにくく高音域を発音しやすいと思うので、B40では疲れる…とか、または少し高音域で楽をしたい…ときに、この組み合わせを使います。
音色は少ししっとりするらしく、室内楽のときはこっちの方が良いと言われることも。たしかに、角がとれた音になる気がします。
このマウスピースにはV.12の31/2以下ではやわらかすぎる。31/2+でもやわらかいと感じることすら… 

・5RVlyre と適当なリード
この3つのマウスピースのなかでいちばんリードを選ばないマウスピースだと思う。
ちなみに最も選ぶと思うのはB40。
明らかに硬すぎ、柔らかすぎ!というのを弾けば大抵いけるのでは…
音色がややキンキンするという噂もあるけどホールでは遠鳴りして程よく、本当に楽なマウスピースだと思う。
これをメインにしたい誘惑もあるんだけど、何となく意地でB40を使っています。
このマウスピースの吹奏感を他のマウスピースでも実現できるように、ベンチマークとしての役割が大きいです。




昨年のpostと見比べてもそんなに変わってないですね。
結局どの組み合わせでも、出てくる音そのものは自分でつくるしか無いです。

このマウスピースとこのリードでしか鳴らせない!みたいな状態だと何となく危うい。
「いくつかのマウスピースやリードで自分の音が安定して出せる」ことが、自分の理想です。
(ちなみに他に11.6, B40lyre, B45などのマウスピースに興味があるけど、どうなんだろう)

(10/27加筆)