夜ふかし録

眠くなるまでが勝負

心のリハビリ(2) 最後の惚気

大切な人が突然亡くなってから6週間ほど経ちました。
いまだに好きでどうしようもないし、でもそれを失ってどう生きてけばいいのか、まだわかりません。
本当にかわいくてやさしくて、そんな人と2年間も一緒に過ごせたことは本当にうれしいことです。


思えば、2009年も残り数日という時期に初めて映画に誘ったのがはじまり。
それ以前に自動車学校で話したり講義が一緒だったので喋ったりはしていたけど、そんなに仲良くなっていたわけでもないので、メールを送るのに決意が必要だったのを昨日のことのように覚えています。
オケの練習のときクラリネットの席からみえる彼女の肩は力無げに狭く、その姿がなんとなく放っておけない感じだったなぁ。


自分に厳しく他人にやさしいところが素敵で、一方で意地っ張りなところがお互い似ていて、なんだか他人とは思えない。この人とは見ている世界が少し似ているんじゃないかな、と思える、貴重なパートナーでした。


大勢の前でスターになるタイプではなかったけど、独特のユーモアセンスとほんの少しだけ含まれてる毒が好きでした。
あまりひとに弱い部分をさらけ出すことをせず、付き合ってからの僕にも個人的な悩みを話すまでには時間がかかりましたが、心を許してくれるようになってからの「デレ」は僕の癒しであり、嬉しい信頼の証でした。


もっともっと長い人生をふたりで歩いて行きたかったし、何かのタイミングが少し違っていれば、実際に歩いていけたと思います。
そのわずかな何かのせいで、永遠に彼女が失われてしまったことを思うたび怒りとも悔しさとも悲しみともつかない、なんとも言えない気持ちになってしまう… けれどそれは残された僕自身の問題。


でもね、これっきりで会えないのはあまりにもさびしい。
きっと人生の幕が降りたとき、再び「舞台裏」で会えると僕は信じています。
そこで、今までの思い出と愛情のこと、共有できたかけがえのない日々への感謝を、面と向かって伝えたいと思うんです。

だからそれまで精いっぱいやるから、待っていて欲しい。