夜ふかし録

クラリネットの条件検討

メイエの講習会

クラリネット吹きで知らない人はいないんじゃないか、というポール・メイエさんの講習会に参加するチャンスがあったので、意気揚々と参加してきました。

自分が受けるレッスンとしてみれば、コンスタントに通っている先生のレッスンと比べると一回ぽっきりのレッスンでは限界があります。持ち時間も少ない。
でも、他の人がレッスンを受けている様子をしっかり見る機会というのは、今の自分にはあまりないことで、その点で勉強になることがありました。


受講生が指摘されていたことを思い出してみると…
・リードがうすすぎる(「5RVlyreには3半以上のリードでなければ…」)
・力が入っている。体全体(entire body)とリードを共鳴させなさい
・アタックがアクセントにならないように。攻撃的にならないように
・うでの力を抜く。指を必要以上に上げない。
・急速なパッセージは軽く演奏するよう指導されていました(曲に応じてだとは思うが)
・B40のマウスピースでは音が広がらないよう、息をコンパクトにまとめて。(量を減らすという意味ではない。音が広がることに関してはB40に限った話ではないと思う)
アーティキュレーションを守りなさい


…他にもいろいろあったんですが、記憶が曖昧だったり英語ですべて聴きとって覚えるということが自分にはできなかったのでしっかり覚えてるのはこれくらい。
基本的なこと、一般的な指摘が多かったと思います。


クラリネットに限らず、技術の習得というのは、一定のところまでは身につけるべきものが身についているかどうかということが大事で、それがクリアーできてからようやく表現の問題に入れるようです。

今日の自分は、音楽以前の問題が多すぎたな。反省。