夜ふかし録

夜は楽しいけど眠るための時間です

日記

死別から6年目

「あの日」から5年間が経ったということ。「あの日」というような書き方をすること自体、当初の自分にはとても抵抗があったのではないだろうか。「あの」なんて、距離をおいてみることなんてできない。距離をおいたら、彼女がもういないことを認めてしまうこ…

首席奏者のマウスピース遍歴

池袋の淳久堂書店に行ってみたら、パイパーズの記事が目を引いた。「三界秀実のマウスピース遍歴」 三界秀実さんは東京都交響楽団の首席奏者で、仕掛けにすごく凝っていることは比較的有名だと思う。楽器は長いことSelmerだったはずだけど、最近のSelmerのカ…

きれいな思い出

秋冬になると体調が楽になる。やっぱり夏は生きているだけで疲れると思う。 10月に入って少しした頃に気温が下がって、その途端身体がなんとなく軽くなったようだった。夏をよく頑張ったと自分を褒めてやりたいくらいだ。ひと仕事だ。 11月にもなると、午後…

今年の夏は比較的涼しく始まったおかげか、大きく体調を崩さずに済みそうだ。 去年はアウェーな部署をローテートしていたこともあって、仕事もそこそこに日中からくたびれて大変だった。社会人1年目で、働くことにもまだ慣れていなかったのもある。 2年目に…

デュリュフレ

東京・春・音楽祭の最終公演を東京文化会館で聴いてきました。(余談ですが、ほぼベッドフリーの科をローテート中なので、こういったことが可能です。やはり、休日であっても呼ばれる可能性がある科では、ゆっくり演奏会を聴きにいったとしても、どこかで後ろ…

煙に巻く作風

3月最後の週は、仕事をはやく終わらせて演奏会へ。 東京都交響楽団/インバル ショスタコーヴィチの交響曲第15番 この組み合わせのショスタコーヴィチ演奏に出会ったのは2012年3月の4番で、自分にとっては都響との最初の出会いでもありました。東京文化会館の…

MIDORI

五嶋みどりは弾き姿も音色も節回しもすべて、完璧に近いと思った。おすすめは、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの1番と、バルトークの2番。

久しぶりに真面目に楽器を吹いた

2016年に入ってからは勤務のスケジュールの都合もあって全く楽器を吹けていませんでしたが、2/13,20,21と、練習できるだけの余裕があったので、それぞれ1〜2時間程度リハビリしてみました。マニュアルづくり今思えば、2014〜2015年に自分が行っていた作業(そ…

失せもの出にくし/一寸先は闇

ボールペン(など)を失くした定位置に置いたはずなのに、研修が始まってから愛用していたボールペンを失くしてしまった。同じ日に、貰い物の耳あてもなくしている。自己管理が不行き届きだってことに加えて、失くしたことそのものにも少なからずテンションが…

2016

新しい年というと、なんとなく新しい気分になって変わるんじゃないかって期待が生まれてきますね。実際は、昨日と明日に挟まれた今日という意味ではどの日も変わりなく巡ってきているので、一年とかそんな区切りに意味はないよ、なんて言うこともできるかと…

病棟での仕事について

研修がはじまってから9ヶ月目になる。学生の頃に考えていた仕事のイメージと、実際の仕事とは、当然ながら違うもので、思い返すとそのギャップは面白い。(やってみると一つ一つの仕事は雑務のようだけど、流れがあって、当然ながら省けない)病棟医のための本…

Mahler 3

マーラーとの出会いは中学生の頃、バーンスタインとニューヨーク・フィルの録音だった。大学1年の時には交響曲第1番の4thクラリネットを受け持って、ソロを吹かせてもらったりした。極彩色の管弦楽で、箱庭(といっても、巨大な箱庭だが)を思わせる作風のイン…

初期研修の目標とは

初期臨床研修の目標はひとそれぞれだと思いますが、何であれ目標を設定しないことには闇雲になりがちです。なにかしら、自分のテーマを持たないと、色んな科を回るうちに目が回ってしまいます。そのテーマはなんでも良いと思いますが、ある程度万人に共通し…

冬支度

東京の冬は北陸よりは暖かいと思いますが、それなりの寒さになります。風が強く、体感気温は北陸に匹敵するかも?そして湿度が低いため、唇カピカピ、あかぎれザラザラです。初期研修も半年…いや、7か月が過ぎました。ようやく慣れて周りが見えるようになっ…

聞き疲れ

ひとのお話を聞くのは少しだけ疲れます。じわじわと疲れがたまるので最初はなかなか気づきづらいかもしれないけど、受け取った分を圧縮するなり吐き出すなりしないと、気がついた時にはけっこう疲れてしまいます。音楽って、あるいはそのはけ口のひとつかも…

グレイト

連休は大阪で過ごしました。月曜日は日当直なので、土曜日夜からの丸一日しか居られませんでしたが、シンフォニーホールで今年2回目のグレイトを聴きました。京都市交響楽団、指揮は広上淳一。この曲はほんとうに幸せな曲だと思います。チャイコフスキーなど…

携帯電話が不調

約2年前から使っているiPhone5cが不調。時刻がとにかくズレてくるため、目覚まし時計として使えないし、Wi-Fiも接続してしばらくすると勝手に切断してしまう… これでは使い物になりません。(ネットに転がっている復旧法をいくつか試したものの、僕のケースで…

東京の地理

千代田区中央区あたりでは地理的にも情報の密度が高く、山手線の同心円を遠くへいくほど地理的な空白が生まれていくように感じる。東京だってマチだけでなく、ムラもある。

修業時代

現在勤務している施設には自分からみて欠点や弱点も多いと感じていますが、それがその通りだとしても、経験ゼロからスタートする研修医が身につけるべきことはそこらじゅうに転がっていると思う。修了後にどうするかは措いて、まず2年間は目の前に出てくる様…

ノットのベートーヴェン5番

少し前の話ですが、ジョナサン・ノットと東響の組み合わせでベートーヴェン5番を聴いてきました。(基本的に休みが少ない研修生活ですが、7月はラッキーなことに、当直明けは帰らせてもらえる科をローテート中)ノットは少なくとも東京では話題の指揮者でしょ…

祖母退院

足を骨折して2ヶ月ほど入院していた祖母が無事退院した。 足の骨折は2度目で、高齢でもあるし、また歩けるようになるか心配だった。寝たきりになってしまうと、身体機能にとどまらず心身両面に影響が大きいので、歩けるかどうか、というのはとても重要な事で…

V21の感想(追記の続き)

都内に移って、湿度も標高も変化があったはず。 金沢でちょうど良い硬さで、謝恩会でも追いコンでも活躍してもらったV.12の3半が、うす〜く感じます。あちらのほうが湿度が高いから?標高も少し高い? そんな環境の変化の影響もあるかもしれませんが、V21の…

街を巡りながら

次なる本拠地は都内ですが、実家からは少し離れて、行動圏も今までのものとは変わりそう。 ある程度勝手を掴んでおきたいので、買い物ついでに、行動圏に入る(かもしれない)いくつかの街を探索。その成果はまた改めて記したいと思いますが、ぶらぶらしなが…

合格・卒業・別れ

(1)国家試験 無事合格。 いよいよ社会に出ることを余儀なくされるというわけ。 (2)卒業 無事卒業。 国家試験の受験が2月7,8,9日で、合格発表が3月18日、大学の卒業式がその数日後。 受験から発表までのあいだはあまり卒業のことを意識しませんでしたが、合格…

Gounod

グノー「小交響曲 Petite Symphonie」という曲があります。 木管九重奏という少し変わった編成(木管五重奏x2ひくフルート1)の曲ですが、人数がいる分、木5よりも簡単に(?)厚い響きを出すことができて、木管アンサンブルならではの軽快さもあり、初体験…

V21追記

吹き心地はルピック56らしさが強く、音にはV.12らしさを強く感じる。抵抗が大きいような気が…僕の買った箱の問題だと思うけど、全体として若木っぽい(乾燥しきっていない感じ)のリードが多くて、ちょっとまだよくわからないな、と判断は保留。使い古しのV.12…

二年付き合っていたけれど、その間何かを買って欲しいと言ったことのほとんどなかった彼女が、「揃いの指輪がほしい」と僕に言った時は、うれしかった。

新製品

やっぱり気になって、手に入れてしまった。 Vandoren V21 今は5RVライヤーをメインに使っているので、ちょうど良さそうな3.5番を買ってみた。 いつもどおりに下準備(開封後、コップに汲んだ水に濡らす)をして、 試奏。 … 第一印象は「銀箱じゃない?」 も…

オケ映画の演技

公開中の「マエストロ」という映画を観ました。松坂桃李演じるコンマスが、西田敏行演じる訳あり凄腕指揮者に翻弄されつつオーケストラのなかで、云々、というお話です。なかなか面白かったです。観ていていくつか思ったこと…ドヤ感の表現のだめでの玉木宏に…

国家試験おわり。

前年度(108回)は問題の難度が上がり、今年の109回はどうなることか、と思いながら受けてみれば…難化?なのでしょうか。周囲の意見は「難しかった」という声が多かったように思います。 本番だから難しく感じた、という要素もあると思うので、純粋にどれだ…

お湯につかって思い出すこと

最後の模試も終わり、国家試験の勉強もいよいよ最終盤戦。正月明けから入れ始めた知識が半減期を過ぎて抜け始めました……模試の時に解けたのに今は迷う問題があったり、いかに安定した知識を保つかが課題だなと思う日々ですが温泉に行ってきました。スーパー…

2014/2015

年が明けました。 昨年は勉強も実習もやることが多く、その合間にちょっとだけ楽器を吹いたりして、充実していたと思います。地味に演奏会や映画にも沢山、出かけました。 がんばっただけに、結果的にツライ現実と直面したのも2014年という年でした。。自分…

富山へ

先週だけど、息抜きに富山へ。 高校時代まで東京の近郊に住んでいたこともあって、県境というものをあまり意識していませんでした。首都圏では(広大な関東平野に立地していることもあって)街と街が途切れずに続くから、その境目というのは便宜的なものとしか…

ご飯は大事

寒いです。12月に入ってすぐ初雪(大雪)、それ以来気温も天気も北陸の冬のそれになってしまいました。。。秋までは金沢にしては晴れの多い一年だったという実感なのですが、さすがにこの時期には本領を発揮しているようです。 今日などは日中の最高気温がた…

師走!

11月ってもう一週間くらいあるような気がしていましたが、完全に気のせいで。 冬タイヤの履き換えとかビデオ講座のスケジュールとか、いろいろ滞ってしまいました。 11月は試験から解放されてしばしの休憩、少しは勉強も進めるつもりが、流され流され申し訳…

かげふみ

「なにかのカウンターとしてしか存在できない自己」は肩身が狭いと思う。 だが、「カウンターとして存在する自己」にいついてしまう癖が自分にはあるし、自分以外のひとびとにもその傾向はあると感じる。 ぼくたち自身は、その時その瞬間に自分がカウンター…

トワイライト

昨日の夜はトリオの練習だったのですが、その際後輩の楽器がトラブルに見舞われてしまい、今日はその修理のため朝からでかけることに。 そのついでに、トリオのメンバーで トワイライトささらさや http://wwws.warnerbros.co.jp/twilight-sasara/index.html …

秋休み

今も試験期間ではあるのだが、実質秋休みのようなもので、連休は大阪と京都で過ごし、帰沢してからも美術館や喫茶店でゆるゆるゆると過ごしている。9,10月で24個の試験をやっつけてきたけれど、気がつけば頭のどこかが凝り固まっていた。これは仕方ないとこ…

マッチング結果―競争に負ける

もう2週間ほど前だけど、マッチング組み合わせ発表があり、私は来春から第三希望の研修先で働くことになった。 少し調べたことがあればすぐにわかることだが、マッチングは8割以上の人が第一希望にマッチしている実績がある。第二希望までならマッチング参加…

結果

医師になるものはみな、マッチングという制度を通して、おのおのの最初の一歩を踏み出す場所を決定される運命にあります。 これは自分の希望の病院の試験をいくつか受験して、マッチング協議会なる組織が運営するウェブサイトを通じて行きたい順に登録し、病…

ブルバキ、古楽、EBM

「ある程度成果が出て、分野としての系統立てもなされてきたところで、少し違う視点から改めて捉え直し」というのはどの領域でも行われていることです。 ぼくは数学には詳しくないけれど、数学の世界では20世紀のはじめの20年くらいに、フランスの数学者たち…

迷子の気持ち

迷子になった時の気持ちって、不安の代表にしてもいいくらいわかりやすい不安だ。迷った人がどこの国の人であっても、迷子になった気持ちは変わらないような気がするし。

巡航中

卒業試験は5週目が過ぎ、全体の半分くらいまできました。 1週目…試験だ!いけいけ! 2週目…ちょっと疲れてきたけどまだ気は抜けない! 3週目…なんだか一気にきたこれ…休みたい… 4週目…集中できない…けど家から出れば勉強は進む 5週目…もはや日常生活の一部(…

怪談

知らない道で迷子になるよりも、自分の家の近所で迷子になるほうが怖い。 …と思った。体験してみて。

OEKのシューベルト

土曜日の昼は友人とともに、ギュンター・ピヒラーを指揮に迎えたOEKを聴きに音楽堂へ。シェーンベルク「浄夜」(弦楽合奏版)、ハイドン交響曲81番、シューベルト7番(「未完成」)というプログラムで、わりに渋い部類か。浄夜は生演奏は初めて聴くのもあって…

2014年秋の仕掛け

RC prestigeとRCmpc: 5RVライヤーReeds: バンドレンV.12 31/2番、青箱31/2番V.12の3半だとちょっと薄いと感じるようになった。3半のなかで硬めのものを選ぶか、青箱の3半にするかだが、青箱はイケてないリードが比較的多い印象がある。し、5RVライヤーに青箱…

練習メモ―こうすればうまくいかない

昨日はクラリネットの練習に行ったにも関わらず、うまくいかない日で、あまりおもしろい思いをしなかった。何が自分をうまくいかせていないのか観察してみると… 息のスピードが無駄にはやい 吸うのも吐くのも、息が浅い マウスピースと唇にばかり意識が向く …

試験中(1)

ブログタイトルにふさわしい時間帯です。 卒業試験がはじまり、一週間が経過。 まだまだ序の口でありまして、気の抜けない日々なのですが、疲れはたまります。それは他の人も同様らしく、体調管理やペース配分も含めて個々の実力といえるのでしょう。 こうし…

夏、室内楽

一昨日は県の音楽堂で、クラリネット奏者遠藤文江さんの演奏会があった。 フランス音楽をテーマとしたプログラムで、ドビュッシー、ショーソン、ミヨーのほかシャンソンが3曲。 遠藤さんと同じくOEKの団員であるヴィルジル・ドゥミヤックさんのヴァイオリン…